ドゥカティ(DUCATI) 1299スーパーレッジェーラ(1299 Superleggera)のクロースアップギャラリー。
1299スーパーレッジェーラはEICMA 2016の中で発表されたモデルの中でも特に注目すべき一台だ。同モデルは市販車初のシャシーにカーボンを使用した車両となっている。
また、ドゥカティからこれまで販売された車両の中でも最も高馬力且つ軽量なモデルのなっており、レースキットを装備した状態では最高出力220馬力、装備重量162kgとなっている。
1299スーパーレッジェーラはとにかく速く走ることを目的として作られており、あらゆる部分において軽量化の試行錯誤が垣間見ることができる。同時にその見た目の美しさも備えてることは言うまでもない。
記事最後にそんな1299スーパーレッジェーラの画像ギャラリーを用意しているので、ぜひお楽しみいただきたい。
先代の1199スーパーレッジェーラからグレードアップしたポイントとしては、フレーム、スウィングアーム、ホイールなどにもカーボンが使用されていることが挙げられる。
カーボンホイールについてはBST(ブラック・ストーン・テック)社製という話もある。その複雑な構造はカーボンホイールの進化を感じさせられる。
エキゾーストについては、WSBK車両などで採用されている2本出しのアクラポビッチが取り付けられている。
カラーリングについてはMotoGP車両と同じグラフィックだ。
電子制御についてもIMU(慣性計測装置)を搭載することで、アクセル操作したときにホイールのスピンやスライドを防いでくれる。また、レーススペックのコーナリングABSもIMUによる恩恵だ。
生産は500台限定で、日本円換算約825万円とのことだが、ドゥカティによると残念ながらすでに完売済みとのこと。
Reference:MotoFire, Asphalt&Rubber
コメント