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ダカールラリー2016 第12ステージ ダイジェスト

投稿日:2016年1月16日 更新日:

ダカールラリー2016も残すところ2ステージ。第12ステージは今回のダカールラリーで最も長いステージとなり、481キロのスペシャルセクションを含む総距離931キロとなった。大半のライダーは最終ステージに向けてマシンをセーブしつつの走行であったが、一部の選手はここで更なるプッシュをかけた。

ヤマハレーシング
そのプッシュをかけて成果を上げたのがヤマハのエルダー・ロドリゲス選手だ。ヤマハはここにきてやっと総合順位で大きく成果を出したようだ。ロドリゲス選手の努力もあり、今や表彰台まで4分差といタイム。3位のハスクバーナ、パブロ・クインタニラ選手、4位のホンダ・サウス・アメリカ・ラリー・チームのケヴィン・ベナバイズ選手と表彰台に向けて接戦となっている。

ロドリゲス選手コメント
「僕にとって素晴らしい日になった。全体的に2週目は最初の週より良い走りができた。1週目は体調が悪くて、週末は肩の痛みがひどかったが。だが今はすっかり良くなった。今日は5位になれるよう全力でアタックした、しかしあくまでも安全にだ。走りやすいSSだったので、非常にいいスピードで走ることができ、トビー(・プライス)やアントワン(・メオ)を追い越した。」

KTM
この日第12ステージを2位でゴールした現在総合首位のKTMのトビー・プライス選手は、控えめな走行をしたにも関わらず、2位のKTM、ステファン・ソヴィッツコ選手とさらにタイムを広げた。タイム差はソヴィッツコ選手と37分、このタイム差で最終ステージ180キロを走行すればダカールラリー2016の栄光はプライス選手のものとなる。
総合3位だったアントワン・メオ選手はこの日、ダカールラリーで初の表彰台に上がることは叶わなくなった。ウェイポイントの通過を逃したことに加え、その後転倒したことにより、結果総合で43分ものタイムを失うこととなった。メオ選手は現在総合6位で、表彰台争いから外れることになり、これが意味することは、1位~3位の表彰台をKTMが独占することは難しいこととなった。しかし、エンデューロ出身のメオ選手は、今回ダカールラリー初参戦にも関わらず、信頼のあるデビューを果たしてくれた。来年度のダカールに期待だ。

プライス選手コメント
「480kmもある長いSSで、路面は石がボコボコあってひどく走りにくかった。何度かピスト(道路)から落ちたが、大したことはなかった。エルダー(・ロドリゲス)が途中追いついて、追い越していった。無理に彼に追いつこうとせず、マイペースで走った。
今日大事なのは、無事にゴールに到着することなんだ。前を走るメオに追いついた。彼は僕を待っていたのか、何かトラブルがあったのかよくわからなかった。何かあったら、彼だけが頼みだった。タイヤがもうダメになる寸前だったから、もしもの時彼に助けてもらうはずだった。
優勝はもうすぐだ。しかし、2度目の出場者が優勝したと、ダカール・ラリー史に僕の名が刻まれるかどうかは明日にならないとわからない。」

メオ選手コメント
「残りはあと1ステージだよね?夢見てたわけではない、転んだあとイリトラックがピーピー鳴っていた以外、何にも覚えていない。ウェイ・ポイントを一生懸命探していた。タイムを失っていて・・・・えっと、トビーと一緒に走っていたんだったよね。まいったなぁ!えらいドジ踏んじまった。首も痛いし、頭も痛いし、ケツ以外どこもかしこも痛い・・・・。」

ホンダ
ホンダは、最後の望みを3位とわずか数分差であるホンダ・サウス・アメリカ・ラリー・チームのケヴィン・ベナバイズ選手に託すこととなった。第13ステージの結果によって、表彰台に上がるかどうかが決まる。

ベナバイズ選手コメント
「今日のステージはとても長かったですね。今回のラリーの最長でした。岩が多い山間部のステージは危険でした。いくつかの障害をクリアして、いいペースを維持できてよかったです。明日のゴールに向けて走れることに満足しています。ですが、簡単でないことが分かっているので、注意しなければなりません」

ハスクバーナ
そして、現在3位のパブロ・クインタニラ選手はわずか3分ほどのタイムで表彰台を逃してしまうことを意味している。ベナバイズ選手同様、最終ステージは必死に戦うことになるだろう。

クインタニラ選手コメント
「SSは難しかった。泥も多かったし、水たまりもたくさんあった。一回泥の中で転んだ。ゴール手前はすごくスリッピーだった。少しタイムを縮めていたので、スピードを落として走った。すっごく滑って、危なかった。Km430あたりでアントワーヌ(・メオ)が倒れていたのを見た。すぐ止まって、具合はどうか聞いた。今日の総合順位はどういうことになるのか・・・ ?」

最終ステージである第13ステージはビージャ・カルロス・パスからロサリオへ、スペシャルステージはわずか180キロだ。カーブが多く、砂と岩、そして起伏のある路面は集中力を要する。各選手、それぞれの想いを胸に秘め走ることとなるだろう。

第12ステージリザルト(サン・フアン~ビージャ・カルロス・パス)
Pos. Rider Country Brand Time Diff Penalty
1 RODRIGUES PRT YAMAHA 06:00:24 00:03:00
2 PRICE AUS KTM 06:04:56 00:04:32
3 BENAVIDES ARG HONDA 06:05:19 00:04:55
4 SVITKO SVK KTM 06:07:12 00:06:48
5 VAN BEVEREN FRA YAMAHA 06:07:52 00:07:28
6 QUINTANILLA CHL HUSQVARNA 06:12:47 00:12:23
7 MONLEON ESP KTM 06:15:39 00:15:15
8 FARRES GUELL ESP KTM 06:17:28 00:17:04
9 PAIN FRA KTM 06:18:00 00:17:36
10 CERUTTI ITA HUSQVARNA 06:18:53 00:18:29
総合順位トップ10
Pos. Rider Country Brand Time Diff Penalty
1 PRICE AUS KTM 46:13:26
2 SVITKO SVK KTM 46:51:05 00:37:39 00:01:00
3 QUINTANILLA CHL HUSQVARNA 47:06:36 00:53:10
4 BENAVIDES ARG HONDA 47:10:54 00:57:28
5 RODRIGUES PRT YAMAHA 47:10:55 00:57:29 00:05:00
6 MEO FRA KTM 47:26:16 01:12:50
7 VAN BEVEREN FRA YAMAHA 47:50:08 01:36:42
8 FARRES GUELL ESP KTM 48:07:56 01:54:30
9 BRABEC USA HONDA 48:16:32 02:03:06
10 MONLEON ESP KTM 49:30:39 03:17:13

Reference:Asphalt&Rubber, Dakar, HRC, Husqvarna, Yamaha Racing

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