MotoGP2016シーズンのホンダ RC213Vがインドネシアで公式にデビューし、マルク・マルケス選手、ダニ・ペドロサ選手らが乗る車両の姿が初お披露目となった。
2016シーズンのRC213Vは、2016年の散々な結果の後、様々な改良が加えられている。セパンでのテストでは、2016年モデルは2015年モデルより扱いやすいものとなっていることが伺えたが、それでもまだ十分ではないだろう。
関連記事:MotoGP セパンテスト三日目
MotoGP セパンテスト二日目
モトGP セパンテスト1日目はロレンソが首位に
90°V4エンジンは依然パワーを持て余し、今年からレギュレーションで変更された統合ソフトウェアパッケージを含めて、扱いをより困難とさせている。
MotoGPを以前から見てきているファンの方たちは、2015年のRC213Vがとても乗れたものではなかったことは覚えていることだろう。マルク・マルケス選手がシーズン半ばで2014年のシャシーに変更し、その車両ですぐに結果を出しはじめたことだ。
これらの事実にも関わらず、ホンダはこの1000ccのエンジンに対し、「より軽く、更なるパワー、そしてライダーにフレンドリーな特性」とあつかましくも伝えている。
2016 HONDA RC213V 仕様・諸元
全長:2,052 mm
全幅:645 mm
全高:1,110 mm
ホイールベース:1,435 mm
最低地上高:115 mm
重量:FIM レギュレーションに基づく
エンジン形式:水冷、4ストローク、DOHC 4バルブ、V4
排気量:1000
最高出力:240馬力以上
フレーム形式:アルミニウム・ツインチューブ
フロントホイール:17 インチ
リアホイール:17インチ
フロントサスペンション:テレスコピックフォーク
リアサスペンション:プロリンク
燃料タンク容量:22 L
さて、以下車両の画像を掲載するので楽しんでいただければと思う
ダニ・ペドロサ選手車両
マルク・マルケス選手車両
Reference:Repsol Honda, Asphalt&Rubber
コメント