スズキの次期隼(ハヤブサ)は、全く新しいフレームに変わりかなりの軽量化が施されるようだ。
今回の特許図と情報は、スズキの社員が英バイクメディア、モアバイクス(MoreBikes)に提供したもので、次期隼のフレーム設計が一新したことが確認できる。近々この図を用いた特許が取得されるようだ。
1枚目の図は以下のようなもので、エンジンに取り付けられた新しいフレームを確認することができる。このフレームで特に重要なポイントは、番号3~5だ。
番号3はフレームの前方部分で、かなりの軽量化が施されているものの、対角材などにより剛性は確保されているとのこと。
番号4は、エンジンを支えており、横方向の剛性を与える非常に重要な部分だ。一体成型鋳造により作られ、フレームの前方と後方に加わる捻じれをトーションバーと同様の働きにより防いでいる。
番号5はフレームの後方部分で、番号4のパーツが差し込まれる形で接続されている。前方部分同様、現行型のフレームに比べかなりの軽量化が施されているとのこと。
次の図は、フレームの右側をフレーム内側から見た断面図である。31aでは、フレームの前方部がフレームの真ん中の部分にどのように差し込まれているか、を確認することができる。
最後はフレームの右側を上部から見た断面図だ。フレームの各部が差し込まれている様子がよりわかりやすい。後方部分も前方部同様差し込まれていることがわかる。
今回の情報が出たとなると、隼の2017年モデルでのフルモデルチェンジはほぼ確定か?
以前には隼にターボチャージャー搭載の噂などもあったが、スズキのフラッグシップモデルだけに、今後の情報には注目していきたい。
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Reference:MoreBikes
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