BMWは従来のヘッドライトのハイビームの二倍もの距離を照らすことを可能とするバイク用「レーザーライト」ヘッドライトシステムを発表した。
この技術は、ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(Consumer Electronics Show)で、K1600GTLコンセプトに搭載されての登場となった。
BMWによると、レーザーライトは明るい「ピュア・ホワイト」の色で、ハイビームで約600mの範囲を照らすことができるという。この距離は従来のヘッドライトのハイビームの二倍ほどにもなる。また、このレーザーライトは非常にコンパクトで、作りもしっかりしており、メンテナンスは特に必要がないそうだ。
このレーザーライトは、車ではi8、i7シリーズで搭載されており、バイクでは今回のコンセプトがはじめての搭載となる。レーザーライトをバイクに搭載し販売するにはコストがかかりすぎるため、今回K1600GTLコンセプトに試験的に採用することになったようだ。
今後コストが抑えられ、バイクに採用されることを期待。
Reference:BMW, Motorcycle.com
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