エリック・ビューエル・レーシング(EBR: Erik Buell Racing)はアメリカ、ウィスコンシン州イースト・トロイの工場で1190RX、1190SXの生産を開始し、3月17日から販売再開を予定している。
来週には価格、ニューモデル、レースなどに関する情報についても明らかになる。価格についてEBRは挑戦的にすると述べており、今後同社の再建に際し気になるポイントでもある。
生産が開始されると、次のEBRのステップとしては、アメリカのディーラーとの連携が鍵となる。当たり前のことだが、モデルを生産するだけでは意味がなく、販売する起点が必要となるからだ。
新しく生産開始することを祝福するために、発表パーティがEBRの工場で行われる。そのパーティの前にはプレスイベントも行われる。
リキッド・アセット・パートナーズ(Liquid Asset Partners)社長ビル・メルヴィン・ジュニア氏(Bill Melvin Jr)は、以下のようにコメントしている。
「雲はもう晴れました。EBRは、経営安定へ向けてシフトしていくことができます。再建には数年を見越しており、5~10年を計画しています。」
EBR設立者兼チーフ・テクニカル・オフィサーのエリック・ビューエル氏(Erik Buell)は以下のようにコメントしている。
「発表、プレスデーを本当に楽しみにしています。このために私の人生を捧げてきており、我々のバイクがいかに素晴らしいかを伝えたいと思います。」
リキッド・アセット・パートナーズは、2015年4月に倒産後オークションにかけられていたEBRを1月に買収。先月2月には、次のステージへ向けての計画を発表していた。
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Reference:Erik Buell Racing, Visordown
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