KTM 390デューク(390 Duke)のエンジンを積んだアドベンチャーモデルのスパイショットが撮影された。
エンジンは390デュークと同じ373cc単気筒エンジンを搭載しており、スパイショットを見る限りでは小さくまとまった車体になることが予想される。とはいえ現在開発中であることは、フレームの溶接部、タイラップでとめられたカウルなどを見れば明らかである。おそらく来年2018年のミラノショー(EICMA)などでの発表が予想される。特に今年は各社から低排気量アドベンチャーモデル(G310GS、CRF250Lラリー、ヴェルシス-X、Vストローム250)などが出そろっており、それらの強豪モデルとなるであろう。
ホイールはワイヤースポークとなっているが、履かされているタイヤはオンロードよりのもののように見える。市販時にはもう少しトレール寄りのものになるのではなかろうか。ホイールサイズについては不明だが、フロント19、リア17の組み合わせか、フロント21、リア18の組み合わせのいずれかだろう。
サスペンションはストローク幅が十分確保されているようだが、一方シート高については初心者でも安心して使用できるよう低めに設定されているようだ。スウィングアームについては390デュークと共通ではなく、おそらくオリジナルのものだろう。
ブレーキは前後ともにシングルディスクとなっているが、これも390デュークのものとは異なるもののようだ。リアブレーキには電線が確認できることから、おそらくABS搭載だろう。デューク同様スリッパークラッチも装備されていると予想される。
Reference:Motorcycle.com, MoreBikes
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