ビクトリー(VICTORY)は、ニューモデル、オクターン(Octane)を発表した。水冷1179.3ccVツインエンジン搭載。
ビクトリーはオクターンを、「現代のアメリカから登場したマッスルバイク(the modern American muscle bike)」と伝えており、その表現のように、大排気量のエンジンを軽いシャシーに載せているものの、快適性を捨ててはいない、といった車両となっている。
最高出力は103馬力(@8000rpm)、最大トルクは99Nm(@6000rpm)。ビクトリーはこれに関して、今まで一番高出力なエンジンと伝えている。
このエンジンは、プロジェクト156パイクスピークのコンセプトのものを製品化したものだ。コンセプトと同じ73.6mmのストローク幅は高回転を実現し、一気にふけあがるエンジンはVツインのアメリカンというよりはむしろスポーツバイクを思わせる。また、60mmの電子制御スロットルボディとショートギアは加速性能に貢献している。
フレームはアルミ鋳造で、エンジンとは前と後ろで繋がっている。フロントフォークはチューブ径41mm、ストローク幅120mm、ノンアジャスタブル。リアに関してはプリロードはアジャスタブル、ストローク幅76mm。
ホイールベースは1578mm、ステアリングは鋭く設計されている。また、最大バンク角は32°。
フロントブレーキは、2ピストンに径298mmのディスク。リアは1ピストン、ディスク径はフロントと同じく298mm。ABSは標準装備。
重量は243kg。
日本での取り扱い、価格については今のところ不明
Reference:Victory, Visordown
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