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カワサキ W800は2017年で生産終了

投稿日:2016年6月2日 更新日:

カワサキはW800を2017年モデルで生産終了にすると発表。ユーロ4の排ガス基準が大きな要因だろう。

カワサキは今回の発表に対し、「4ストローク並列2気筒の象徴的なWシリーズはこれで終わりです。W800「ファイナル・エディション(Final Edition)」は一つの時代が終えたことを示しています」とプレスリリースで伝えており、どうやらモデルチェンジを行うつもりはないようだ。

トライアンフ(Triumph)のボンネビル(Bonneville)やドゥカティ(Ducati)のスクランブラー(Scrambler)のようなレトロスタイルが人気を博している今、カワサキがW800の販売を終了させることを決意したことは興味深い。

生産終了に踏み切った理由としては、2つほど考えられる。1つは、ユーロ4の排ガス基準には販売台数の要件も存在し、W800は全世界での販売台数がこれを満たしていなかった、という見方。そしてもう1つは、カワサキの動向から見てみると、ここ最近はバルカンシリーズなどのクルーザーを含めレトロ方面などのバイクには力を入れていなかったというマーケティング的な見方。後者に関しては、最近は前衛的なスタイリングに挑戦するなど、他の国内三社と差別化をするなどをしていたように感じる。

W800ファイナル・エディション(W800 Final Edition)は欧州で限定生産される。カラーリングは、キャンディ・ブラウン&キャンディ・サンセット・オレンジ。

W800は、W650を前身とし2011年に登場。元々のルーツは1966年に登場したW1にある。販売当時、624ccのW1のエンジンは日本のメーカーから売られていたバイクの中で最も排気量が大きく、デザインはBSA A7に強く影響を受けていた。

カワサキ W1

W650は1998年に登場し、2008年まで生産されていたモデル。2011年にW800へと生まれ変わるに当たり、並列2気筒エンジンは676ccから773ccにボアアップされ、フューエル・インジェクションに変更などされている。

今回で最後となるファイナルエディションでは、エンジンは空冷773cc、360°クランクシャフト、トランスミッションは5速などと変更は施されていない。最高出力は47馬力(@6500rpm)、最大トルクは60Nm(@2500rpm)。2本だしマフラー、スポークホイール、スチールフェンダー、タックロールシート等のクラシックスタイルは健在。

また、これは補足的情報だが、同社は今年3月に「Z900RS」という商標登録をしており、この名前が次期レトロモデルの名を冠するのではと噂されている。

Reference:Kawasaki Europe, Motorcycle.com, Asphalt&Rubber

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